パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

死ぬこと

今日は絵の教室で、生徒さんからご自身の夫さんのことを伺いました。
50代で、脳腫瘍で亡くなったんだけど、見つかった時には手の施しようがないということで、自宅で介護されたんだそうです。
ご本人は痛みとか不安を感じる機能が失われてたみたいで、
その点は良かったらしいのですが、
1人で家の周りを散歩される様子を見守っていたんだけど、だんだんに様子が変わっていって、というその話が、
辛かっただろう、寂しかっただろうとたまりませんでした。
人は皆死なないといけないんよなあ。
と話ながらも、実際に死に直面しないと気持ちはわかりません。
パニック障害の元にあるのは空想する死の恐怖ですが、
実際に現実の死に直面した時にはどうなるのでしょうか?
いずれ来る死の問題も、ちょっと棚上げしときましょう。