パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

人の苦しみはわからない

神経症あるあるですが、

対人恐怖の人は、パニックの苦しさがわからないし、パニックの人は対人恐怖の苦しみがわからない。

 パニックの人は、対人恐怖なんて、人に会わなければ済むでしょ?パニックはいつ襲ってくるかわからないし死の苦しみなんですよ、と言う。

対人恐怖の人は、乗り物に乗れないとかどうしてですか?と言う。

 でも森田療法では、全ての神経症は皆同じ、拘っている部分が違うだけ、と言います。

 神経症の人は自分の苦しみが世の中で1番苦しいと思い込んでるから、人の苦しみには思考が及びません。

 でもよく考えてみれば、人は皆悩んでいます。ある人は病気で悩み、家族のことで悩み、お金のことで悩み。人間は生きている限り何かしらの悩んでいるわけです。

でも、その合間にもわずかに幸せな瞬間があったり、人との温かい交流があったり、するわけです。

 自分のとらわれから少し目を逸らしてみましょう。

 いろんな人とおしゃべりをすることがとても大切です。