神経症あるあるですが、
対人恐怖の人は、パニックの苦しさがわからないし、パニックの人は対人恐怖の苦しみがわからない。
パニックの人は、対人恐怖なんて、人に会わなければ済むでしょ?パニックはいつ襲ってくるかわからないし死の苦しみなんですよ、と言う。
対人恐怖の人は、乗り物に乗れないとかどうしてですか?と言う。
でも森田療法では、全ての神経症は皆同じ、拘っている部分が違うだけ、と言います。
神経症の人は自分の苦しみが世の中で1番苦しいと思い込んでるから、人の苦しみには思考が及びません。
でもよく考えてみれば、人は皆悩んでいます。ある人は病気で悩み、家族のことで悩み、お金のことで悩み。人間は生きている限り何かしらの悩んでいるわけです。
でも、その合間にもわずかに幸せな瞬間があったり、人との温かい交流があったり、するわけです。
自分のとらわれから少し目を逸らしてみましょう。
いろんな人とおしゃべりをすることがとても大切です。