パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

色々な原因

コンビニで立ち読みした本で知りました。

カサンドラ症候群

カサンドラ症候群;カサンドラ情動剥奪障害(カサンドラしょうこうぐん;カサンドラじょうどうはくだつしょうがい)」とは、アスペルガー症候群(AS)の夫(パートナー)と情緒的な相互関係が築けないために妻に生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である
アスペルガー症候群の夫を持った妻は、コミュニケーションがうまくいかず、わかってもらえないことから自信を失ってしまう。また、世間的には問題なく見えるアスペルガーの夫への不満を口にしても、人々から信じてもらえない。その葛藤から精神的、身体的苦痛が生じる

症状としては偏頭痛、体重の増加または減少、自己評価の低下、パニック障害抑うつ、無気力などがある。
カサンドラ症候群の悩みを訴える女性のブログも多く見られ、アスペルガー症候群の夫を持つ妻の二次障害として深刻な問題となっている

これね、ちょっと思い出したことがありました。
30歳の頃パニックになって、色々カウンセリングやら通った中で
アサーティブトレーニング(自分の気持ちをうまく伝えられない人のための自己表現トレーニング)
のグループで自分のことを話していた時のことです。
私は、夫はとてもいい人だというような話をしていたと思います。
ある人が言いました。
あなたの症状は夫が原因よって。
私は面食らいました。
そんなこと考えたこともない。
夫は間違いなく優しくていい人だし、問題は自分だと思っていました。

その言葉はずっと心に残っていますが、解明されないままでした。

今なんとなく糸口がつかめた気がしています。
夫はアスペルガーではないけれど、私が、自分の気持ちが伝えられなくて
関係が築けなかったところは同じです。
喧嘩をすることは怖くてできなかったし
(小さい頃から喧嘩の経験もなく両親も喧嘩をすることがなかったので、
喧嘩をしたら修復は不可能って思ってました)
夫もまた、私が機嫌悪そうと思うとすぐに逃げる人でした。
夫が世間的には申し分ない夫と見られてたので
悪いのは私だと思うしかありませんでした。

今子供達が独立して、二人暮らしになり、
私が自分の気持ちを伝えようとすると
夫は戸惑っているみたいですよ。
夫婦は理解できないからいいんだとか
家のことは妻に任せてるとか
妻は当然のように夫のアシストをするもんだ
妻はいつも笑顔で優しいものだ
とか思ってる夫なんで
私が、ちょっと、それはしたくない
と言おうものなら、逆ギレして、
もういい、と怒り、
私が何故そう思うのか説明しようとしても
聞かん!の一点張りでしたが
今はメールとかラインがありますからね、うふふ
そのおかげで、夫も、ちょっとずつ変化してきました。

女は感情的だとか批判されるでしょ?
私も感情的になってはいけないという気持ちが強くて
でもね、きっと 自分の気持ちの理不尽さを自分で批判しなくてもいいんです。
自分の感情を大切にしましょう
夫にはわからないと諦めずに、根気良く訴えて
お互いに心地よい暮らしにしていこう

とそんな風に考えてみました。