パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

気がついたこと

私は自営業の忙しい家庭で育ち

 

家の中の乱雑ぶりは酷くて

 

それを誰もがなんとかしようとしなかった。

 

私もどうしていいか分からず育って

 

それが私の大きな劣等感。

 

だから、とても綺麗に片付けられた家に行くと

 

ああ、私ってダメだなあと落ち込み

 

劣等感に苛まれる。

 

でも、今の私は、そういう場面に出会うと

 

どんなふうにしたらこうなるのかな?と観察して

家に帰ったら真似をしてみるようになりました。

 

そこで気がついたんだけど

 

私ってダメだなあと思うことって、すべての進歩を妨害させますよね。

 

それに、膨大なエネルギーが奪われていく

 

だから、自分を責めることって、ひとつもいいことがなくって

 

それは、今の現状に自分をとどめようとしてるとしか思えない。

 

自分がダメだなあと思うことで、一瞬自分が謙虚で良い人間のような気がするけど

 

自分がダメだと責めることで、結果的に自分の理想との距離を広めている。

 

自分を責めることをやめると

 

エネルギーが戻ってきて、あれもしたい、これもしたいって、ワクワクしてくるよ

 

 

 

 

 

 

 

初海外旅行記①飛行機に乗ったよ

 11月の後半に海外旅行に行きました!

ことの発端は、息子がフランスに滞在中だということです。

俺がフランスにいる間にオカンも来たら?

どうせダメやろ?というノリで言われたので

ちょっとむかっときた私は

行くわ!と言ったのです。

すると、娘が、私も行く、お母さん一緒に行こう、と言ったので、引くに引かれなくなった私は、行こう行こう!

ということになりましたが

内心はもちろんドキドキ、でもまあまだまだ先の話やし、その時に考えればいいさ、とたかをくくっていました。

春頃のことです。

その後、娘は着々と旅券の手配とかしてくれて

そうそう、パスポートは、なぜか8年前に取っていたのです。

飛行機に乗れないのにね。

 

そしていよいよ夏も過ぎ、10月になり、11月になり、私はお腹が痛くなってきました。

鈍痛です。病院にも行きましたが、まあ大したことないと思うので、取り敢えず消化剤飲んでみて、って言われました。

飛行機に乗るプレッシャーだろうなとは思ったけど、でも病気かも、と、これまあいつものことよねー

で、そうこうしながら日程も決まり、旅券も購入して、いよいよ海外旅行という頃長男からはオカンほんまに大丈夫なんか?えらい荒療治やなあと言われるし、次男からそんなに不安やのになんで飛行機乗るんかなどと言われるし

まあ、娘が知らん顔してくれてたんがほんまありがたかったです。

私としては、ここで飛行機乗らんかったら、私は一生海外旅行できないままで終わる

そして、パニック障害も治らないままで終わる

そんなんいやや!

とまあ、そんな風な気持ちでした。

そして、行ってきました!フランス!

楽しかったー

思い出しても夢のようでした。

続きはまた書きますね^_^

 

誰でもパニックにはなりますが

誰でも驚いた時、ショックを受けた時など

心臓がドキドキして、緊張して、気が遠くなりそうになったりします、

つまり誰でもパニック発作のようなことは経験するのだけど

それが、その場だけで終わるのか、症状として固定して

予期不安を伴うパニック障害になるのかはその人の素質、経験、考え方によるんです

内省的な性質で、こんなことではいけないと慌てたりドキドキの経験が少なかったり、

体調の変化に敏感だったり精神的なストレスが大きい時だったり

いろんな要因が関係します

でも一度症状が固定してしまったらなかなか自然に治るのは困難

でも、方法はあります。

まずパニック障害はどういうものか学習すること

そして、勇気を出して行動すること

そして、成功体験を積み重ねて

完璧を目指さないことです。

その結果、元々の何も考えなかった自分には戻れませんが

新しい自分になれますよ

そして、その新しい自分は

結構好きな自分だったりします。

今苦しんでる方、希望を持ってね!

依存症の話を伺って

9月の懇談会が終わりましたが

今回は、依存症についてのお話しを伺いました。

古い知り合いが、依存症をもっと知ってほしい、と、ご自身のアルコール依存の体験談を話す活動をされていることをFacebookで知りました。

 そういう体験をされていることも全く知らなかったので、私もこういう活動をしてるんです、とメッセージを送ったら

是非懇談会にも参加させてほしいというお申し出があり、今回の懇談会でのお話が実現しました。

このお話の中で、印象に残った言葉。

アルコール依存の人にとってアルコールは生きて行くための浮き輪なんだ、だからその浮き輪を取り上げられたら溺れ死んでしまう。

アルコールに変わる浮き輪を見つけてはじめて、アルコールを手放すことができる。

それが、自助グループだった、ということでした。

 私たち神経症にも通じるような気がして

深くこころに残りました。

 

 

 

 

 

お久しぶりです

2月からブログ更新してなかったんですね!

失礼しました

ツィッターに毎日書き込んでたら

こちらがお留守になっていました 

とても元気にやっています。

神経症に悩む  色んな人の話を伺って

共通していることは

皆さん、私ほど悩んでる人間はいない、私の悩みは特別、と自分を異常視、特別視している。

この症状さえなければ自分は幸せなのに、

前の自分に戻りたいと切望している

とうことです。

そして、同じ神経症の人の悩みを聞いても

私の症状ではないので羨ましい

と、聞く耳を持ちません。

これが全部反対になっていけば

神経症は治っていくのにな

と思うんだけど

なかなか伝わらないんだなあ

 

 

クローズアップ現代で

クローズアップ現代で、パニック障害のことが取り上げられましたね

知り合いから教えてもらって、録画して観ました

パニック障害入門編って感じで、まずまずの出来だったと思います。

パニック障害の原因はわかっていない、とされていたのも、

良かったかなと思います。

 原因とされていることも多いけれど、曖昧だし、限られた時間では

そうするのが正解かなと思いました。

 登場した芸能人の話も、実体験に伴うことで

センセーショナルでもなく淡々と語られていて、

   それも良かったな。

パニックを知らない人には、少しは理解できたのかな

と思うけれど、悩みの真っ最中の人には

なんとも物足りない内容だったかもしれませんね

でも、

パニック障害は特別で奇妙な病気でもなく

治っている人もいるんだなという事が伝わったら

それだけで意義があったなと思います。

私の個人的な感想を言わせていただくと

  長年パニックで生活に支障をきたしている2人の方が

出ておられましたが

あのお二人に森田療法を知ってもらいたいな

きっと良くなるのにな

と思った事です。

神経症の回復のために

ある人がTwitterに書かれてた言葉に

なるほどなあ、と思ったので

ここで紹介させてもらいます

カッコ内は私の言葉です

【幸せになる為に大切な事】

神経症から回復するためのポイント)
・他人と自分を比較しない

神経症者は人の外面と自分の内面を比べているのです)
・自分の感情に素直になる

 (自分の感情を否定しない)
・当たり前のことに感謝する

 (今あることに感謝せず無い物ねだりをしている、ということに気づこう)
・大切なものを大切にする

 (大切なものは身近にある、その事に気づいて、大切にしよう)
・過去にしがみつかない

(良いにつけ悪いにつけ、過去を問題にしない、)
・自分を責めない

(自分を責めるのは傲慢なことです、自分はここまでの人間なのだと認めれば、責める事もない)
・自分ではない誰かになろうとしない

(同じく、自分はここまでの人間です、と認めることができれば、これでいいのだと自分が愛しくなります)
・人の過ちを許す

(同じく、自分がここまでの人間だと認めることができれば、人の愚かさも許せます)
・目標を持つ

(生きるためには目標が必要)
・自分の強みを知る

(今まで弱点だと思っていたことが、実は強みなのです)
・今ある幸せに気づく

(生きていること、ご飯が食べられること自分を気遣ってくれる人がいること、幸せはいっぱいあります)