パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

アドラー

アドラー心理学あちこちで語られていますね
私も おもしろいよ、いいよ、森田療法に似てるよ
とかいろいろ聞きながら、すごしていましたが
 今日 録画していたNHKの100分で名著アドラー心理学みてみました
 最終回なので、その前は見ていないのですが
ああ、もうこれはそうだそうだ!!と思うことばかりでした

最終回の今回は
 アドラーがたどりついた幸福になる方法

  *自分自身のためと、人類のために最も必要なのは、共同体感覚である。
  *共同体感覚は対人関係のゴールである。

  他者を仲間とみている人は、その人のために貢献しようと思えるでしょう。
  仲間の中に自分の居場所があると感じられることを共同体感覚とアドラーは名づけました。
  生きる喜びや幸福は他者との関係からしか得られることはできません。
  そのためには自己への執着を他者への関心に切り替えていく必要があるとアドラーは考えました。

  では、具体的に共同体感覚を得るためには何が必要なのかと言うと
  *自己受容
     ありのままの自分を受け入れる、どんな癖があってもそれでいい
   自分が短所だと思っていたところを長所だと置き換えるトレーニングが必要かもしれない
   大事なことは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである
    
  *他者貢献
   自分が仲間の役に立つ人間であると思えること
    (この前提には自己受容が必要である)
     
  *他者信頼
     他者を信頼しなければ、他者貢献はできない

  私も孤独な青春時代を経て、結婚し、子育てに夢中になった後にエアポケットのようにパニックに陥りました。
 子育てに夢中のころは自分の役割もしっかりしているので、考える暇もなかったと思うのですが

 ちょっと子供の手が離れたころに、夫の実家とのちょっとしたトラブルに巻き込まれ
 一気に孤独に陥ったのだと思います。自分がとてもいい子だったので、だれにも愚痴は言えない
こんな愚痴を言うようではいけない、と自分で自分を締め出しました
  唯一の家と言う共同体で疎外されてしまったのかもしれません。
 その頃友人もいるにはいましたが、心の底から信頼している友人はいませんでした
  とても疑い深い人間でしたから

 今は、私が参加する共同体はいくつもあって、ひとつの会でトラブルがあっても
私には別の世界もある、ととても楽なんです。
 自己受容も他者貢献も他者信頼も自然とできるようになってきたなあと思います。

 アドラー 他の回も知りたいので、NHKのテキスト買いました
  読むの楽しみです。