パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

考え方の癖

NHKの教育テレビ、大人へのとびらTVで、
摂食障害を取り上げていました。
その中で、考え方のくせを知ろう、と言うコーナーがあって
心理テストで、こんなのがありました

『友達のA子さんとすれ違ったアナタ。
いつものようにおはよう!と声をかけたのに、
A子さんは何も言わずに去っていった。
こんな時どんな気持ちになる?』

というものです。
私は間違いなく
「あれ?私が何か怒らせるようなことしたかな?
何がいけなかったんだろう」と思いますね。

出場してた摂食障害経験者もそんな風に思ったみたい

でも、普通8割の人は、気がつかなかったのかな?
と思うんだって、中には、失礼なやつだ、と怒る人もいるらしい。

私が悪いんだと思う人は、それがどんどん気になって、
眠れなくなったり、摂食障害にも繋がるって言ってました。

対処法は、自分の考え方の癖だと気づいて、
冷静に判断することだそうです。

冷静に判断すれば、まあ気がつかなかったのかと、忘れる
気になるのであれば、
この前すれ違ったんだけど、気がつかなかった?
と聞けばいいんですよね。
それで、怒っているようであれば、
なに怒ってるの?
と聞けばいいんです。

ああ、以前の私は間違いなく、くよくよ悩むタイプでした。
で、関わりたくなくて、友人も少なく
少ない友人とは,話を合わせることのみに心を砕き
空想の世界で生きてました。
で、夫の実家とのトラブルで現実に直面した時に
破綻してパニック障害におちいったんですよね

私が決定的に変わったのは営業の仕事をしてからです。
顧客周りをしていると、
ある時はけんもほろろなお客さんが、ある時は
優しい対応をしてくれる。
人間人のことなんてあんまり思ってないんですよね
みんな自分のことで精一杯。
それに気づいてから楽になりました。


だから、今の私は
挨拶をしても、なにも言わずに去った友達に対して

あれ?なんで?何か怒らせたっけ?
まあいいや、気がつかなかったのかもね。


と思うでしょうね。
としのせいか、すぐ忘れちゃうしね。