パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

大雨そして高知

私の住んでいる広島では7月7日から大雨になり、あちこちで大変な被害がありました

近くの川も氾濫寸前、河川敷のグラウンドなどは回復不可能な状態です

知り合いや親戚の中にも浸水や家を流されたり、テレビでは報道されない被害もいっぱいです。私の家は川にも山にも面していないので雨漏りくらいの被害ですみました

家の修復に暑い中働かれている方、ボランティアの方熱中症にどうか気をつけてください

家出るだけでクラクラする天気です。

 私は先週の土日、高知へ行ってきました

年に一度の森田療法自助グループ生活の発見会の研修会と、森田正馬先生の没後80年墓前祭に参加するためです。

 乗り物が苦手な私には高知行きはちょっとハードルが高かったのですが、熱心に誘ってくれる友人と、障害をもって生まれた7番目の孫にたいして、ばあばも頑張るよ、と伝えたくて、勇気を出して行ってきました。

 まだまだ知られていない森田療法森田正馬先生と思っていましたが、高知では大変な偉人なのですね、高知県知事のとても完璧な森田療法の説明に、感動しました。

 それはさておき、高知行きの特急電車はめちゃくちゃ揺れて気分が悪かったです

酔い止め飲んで乗ったのですが、酔う寸前で置かれるってかんじで、景色眺めるどころではないひたすら絶える2時間半

そして、帰りはタクシーの運転手さんのアドバイスにより、三列独立の高速バス

揺れないし快適なはずなんですけど

拘束感がはんぱなく、またまたひたすら絶える2時間半

まあ、とにかく行ってきました

カツオのたたきも食べたし

偶然やってたフリマも面白かったし

仲間との親しい会話も楽しかったし

これでよしってことですね

 

穏やかな

梅雨だというのに、晴れた日が多いし

朝夕ひんやりとして

爽やかです、こんな日がずっと続くといいなあ

と思うけどそうはいきませんよね 

私は最近毎日ツイッターで楽しんでいますが

他のパニック障がいの人の書き込みを見て気になることがあります

それは、

今日も穏やかな日でありますように

と多くの人がつぶやいていることです

きっとそんなに波瀾万丈の日々ではないと思うけど、自分の心が波立つのが怖いんですよね、きっと、

うん、わかる、わかるけど

そんなに自分の内側ばかり見て、

穏やかに穏やかにって思ってると

ますます敏感になって、自分のかすかな違和感もとらえてしまって

ますます大揺れの感じがしてしまう

悪循環なのね

だから、今日も穏やかでありますように

ではなく

今日もスリリングで面白い日になりますように、とかねー

外向きにいけるといいんだけどね

どういう人がパニック障害になるのか

忙しい現代において、ストレスはあふれています

こういうとき、誰でもパニックになるのでは
という恐怖は感じることがある
でもそれが症状になる人とならない人があるのです。
それが症状になる人は
その身体の違和感にこだわり
それを取り除こうとした人です

神経症は治そうとする病気である

と言われる所以です

なので

治そうとしなければいいのです

娘の出産

5月23日に娘が出産しました、2人目の子です

娘は31歳、

 遠く九州に嫁いでいます。

1人目は里帰り出産したのですが、2人目は嫁ぎ先で産むことにしました

理由はいろいろありました。

  1人目の時に子供が大きいので帝王切開を言い渡されたことに対して

お医者さんへの不信感が残ったこと、帝王切開への後悔

今回は夫にも新生児からの成長を見せたいこと

 上の子が夫の両親にとても懐いていること

そんなこんなで、九州で出産することにしたのです。

    そして、出産が近づいた頃通院していた産科で

羊水が多いので、大学病院に変わるように言われました。

その時には、なんら不安は抱いていませんでした

  娘が気にしていたのは、大学病院に変わると、食事が美味しくない

ということぐらいでした

  23日は朝8時半から手術開始ということで

前の帝王切開の経験から1時間もすれば連絡があるだろうと

待っていたのですが、昼頃になっても連絡がありませんでした。

どうしたのかなあと思っていると、娘から電話がありました。

  「お母さんには言っておくけど、赤ちゃんダウン症だった」

私は娘が何を言っているのかすぐには飲み込めなかった

   ほんと?と言った途端涙が溢れて、娘がかわいそう、かわいそう

これからどんな苦労をしなくてはならなくなるのか

女の子が生まれるって、あんなに楽しみにしていたのに

   それからすぐに娘のところへ駆けつけて、2人でいろいろな話をしました

2人で泣いたり笑ったり

気がついてみると、たった3日しか経っていないのに

もう何ヶ月も経ったような気がしました。

   何も思わず赤ちゃんの誕生を待っていたのが遠い昔のような気がしました

娘は、帝王切開を後悔して、なぜそんなことになったのか

と悩んでいたことを、もうどうでもいいことだったと思い

  私は、遠い娘のところへ新幹線と特急電車で行かなくてはならないことを

不安に感じていましたが、そんな不安はどうでもいいことだったと思い

2人とも変わってしまいました。

   娘は障害があってもこんなに我が子は可愛い、だから頑張る!と言い

娘婿も、彼のお母さんも、優しく力強く受け入れて下さって

そして私は、私自身がパニック障害になって良かった!と心から思っているように

いつか娘も、障害を持った娘が生まれてくれたことを感謝するようになると

確信しています。

  

今日は懇談会

いろいろなことがあって

お知らせをしそびれていました

今日は福山女性懇談会です

広島の平日女性懇談会の代表

森本さんをお招きして、お話を伺います。

場所は神辺のドルチェさんというお店です。

場所がわからない方のために

神辺公民館でもお待ちしています

11時からです

どうぞいらしてくださいね^_^

強くなりたい

昨日の懇談会、5人参加でした

あ、もう一人お子様も参加でした

おもちゃを持って行ってたので、役に立ちました(*´∇`*)

午前中は近況報告、自己紹介

2度目に来られた方から

やっぱりこれって気の持ちようなんですかね?

って言う質問がありました

気の持ちようだとも言えないことはないけど

だからといって、頭の中だけでそれを変えることはできない

もうひとつ、もっと強く図々しくなりたいです

って言う意見もありましたが

図々しくなりたくないのが私たちの本性です、

そして私たちは決して弱くはありません

森田療法の森田先生によると

神経症の人はこだわりも強く、症状を持ちながら病院巡りをしたり

決して意志薄弱でもなく

したたかな強さを持っている

症状を持ち続けることがだいたい、強い意志を持ってるんだって

ほめられてる?

だからそれを他へ向けるととんでもない力を発揮するということらしい

私たちは、症状の陰に隠れた

ほんとうの自分の望んでいることに気づくことができれば

大きな力を発揮することができるのです

回復にむかうには

 夫の部下の方がパニックで、出社が出来なくなり夫も悩んでいますが
色々話を伺ってみて
やっぱり自分が神経症だと認められないと治らないんだなとつくづく思います。

彼は、2年前にもパニック発作で出社出来なくなり3週間ほどで回復、そして今回は回復できないままひと月たっています。

 同じような体験した人と話してみませんか?と言ってみましたが

自分はそういう人と話をしたくない

と言うことでした。自分が神経症だと思う?と聞くと、そうは思えないと

 薬を飲んで発作が起きなくなったら出社できると思う。と言うことですが、それが前の時のように薬が効かない、どんどん薬が増えているということでした。

 いちど会社にものを取りに来たらしいのですが、そのときに、休んで迷惑かけていますの一言が無かったと夫は不満そうでした

イヤイヤ彼はそれどころではないから

と私は解説しました。

今にも倒れるのではないかとヒヤヒヤしているのよ、と言いましたが、そうは見えないこともよくわかります。

夫は、やっぱり理解できない、と、ため息です。

  彼が 自分は神経症なのだ、自分の体調に敏感になって悪循環になっているのだ

と気づくことができたら、回復にむかうと思うんだけどなあ、