パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

展覧会

行きつけのカフェギャラリーから展覧会に参加しないかというお誘いがあり、まあこういうことでもないとなかなか作品づくりもできないし、と思って参加することにしました
搬入の日が迫るのに作品ができない、逃げたくなってすぐフラフラと出かける
いつものことですが、
洋裁の先生と話してて、すごくたくさん仕事抱えてるのに、断るということのない先生。どんなふうにしてるんですか?
と尋ねると、とりあえず手をつける、この時間までやろうと決める
ということでした。
どうそう、とりあえず手をつけると、そのままやる気が湧いてくるということはママあります
最初球を転がすのには力がいるけど、転がり始めるとどんどん転がって行くというアレですね。
で、とりあえずスケッチに出かけることに決めました。
で、そのついでにご無沙汰しているおばちゃんに八朔を持って行ってあげるという用事も作った。
で、観光地にあるおばちゃんの家に車を停めさせてもらって、これから描いてくる宣言、でできたら見せる約束。
これでバッチリ自分を追い込んで、描きました。
2枚できて、ホッと肩の荷もおりました。
でもね、家に帰って眺めると、なんとも下手くそな絵に思えて
こんな絵展覧会に出したら笑われるんじゃないか
って落ち込んだんですよ。
で、思い出しました。
私の絵が下手なのは確かだ、でもそれは人の目で見ているから。
肝心なのは自分の目で見るということではないの?
線も曲がってるし、ちまちま描いてる、でも自分がそう描きたいから描いてるのである。
世の中、写真のように描いてる絵がなぜもてはやされるのだろうねえ。
まあそんなわけで、恥ずかしながら、出展するのです。