パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

 自分の居場所

 先々週に交流会がありました。
このところ参加者も固定されて、みんなの顔がそろうと
ホッとする、と言うようないいグループになってきました。
 この地球上に話のできる人は母親しかいない
と言われる50代の方も、ちょっと馴染んでこられたようで
でも、「私がここに来てもいいんでしょうか?」
と言われることがあります、
そうすると、みんなが口々に
 あなたが来られないと寂しいですよ!!と言われるんです。
いいなあ、ととてもうれしくなります。
 つくづく思ったんですけど、こういう自助グループの役割は
仲間を得られることだと思うのです。
 私たちは、なんだかんだと言っても孤独です。
自分がこんな風ではいけない、こんな自分を認めてくれる人はいない
または、私のような繊細で考え深い人間は他にはいない
または、私はこんな人たちの仲間ではないもっと高尚な人間なんだ
とか、自尊心も劣等感もないまぜになった状態で、仲間に入れないのです
 そんな自分のありのままを話せる場所が自助グループ
そして、自分を解放できれば、人も信頼できるようになって
そうすると、仲間だと認められるようになる。
 その時やっと、少し孤独感から脱出できるのではないかと思うのです。
人間はみんな仲間が欲しいんだなあ、
 自分の居場所、安心して話せる場所
それが自助グループだと思うのです。