パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

パニック考察

パニックって何なのでしょうね

昨日パニックで休養中の人と電話で話しました

40代独身男性

仕事に行く途中にパニック発作をおこし

発狂しそうな恐怖におそわれて、それから会社に行こうと思うと発作が起きる

2年前にも同じようなことがあり、病院でパニック障害という診断をもらい、お医者さんが治るとは言わないので、もう一生こういう状態なのだと絶望し会社も止めようと思われていたとき、私がお会いして話しました。

私の経験をお話して

パニック発作では死なないし、治るよって言った一言で持ち直されたんですよ

そして今

前よりひどい症状らしく

1日4錠までと言われてる薬を6錠飲んでる

でも効かないと言われてました

死なないとはわかっていても、発狂しそうな恐怖に勝てない

語り口はとても穏やかです、人からみたらわかりませんよね

私も発狂しそうな恐怖は経験があるのでよくわかります。

とにかくこの症状が収まらないと仕事には行けないし、幸い独身で蓄えもあるので

と言う話でした

自助グループで同じような体験をした人と話してみませんかと前にもおすすめしたし

今回もおすすめしたけど

僕はそういう場には行きたくないと言うことだった

自分が神経症だと言うことも思いたくないようでした。

きっと良くなるから元気を出してね

と電話を切りましたが

パニックの発作って本当何なのでしょうね

脳の誤作動とか言いますね

人に備わっている恐怖の感覚が暴走する

みたいな?

まあもしそうだとしても

薬では治せないと思うのですよ

薬によって恐怖が増幅されてるんじゃないのか?って気がするんですよね

まあこの辺は私個人の感想です。

森田療法では、[タイプは違っても同じ神経症なのだから、症状を持ちながらも普通の生活をする事が唯一最高の治療法である]と言うことなのですが

ことパニックに悩む人には説得力がない気がするのですよね

この激しい発作にただ耐えるなんてできるのか?と言うことですよね

なかには、パニックは他の神経症と違う!

とちょっと偉そうに言う人もいたりして

まあ所謂病気自慢みたいな

でも今のところ私の感想は

でもそれが一番近道だとおもうのですよね。

耐えて、恐怖が去る経験を積む

恐怖との根比べ

それしかないと