パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

安定剤 デパスやめました

5月の中ごろ、飼ってた犬が死んだり、いろいろあって
絶不調、クラクラが止まらなくて、内科の病院に行きました。
今まで行ってた病院は頼りにしてた先生が辞められて
どうしようかなあと考えてたところ。
ふと行ってみた病院です。
そもそも私は薬には不信感があって、というのも母親が。薬というのは毒なんだよというスタンスだったから
(今では母も平気で飲んでますが)
で、30代の頃パニックになって、息もできない気持ちでうずくまって、痩せて
っていう時にも薬は飲んでなかったんです、なぜか
病院に行ってなかったからだろうなあ
周りに親戚もなく、夫は呑気なたちで、私に病院へ行けという人もいなかった。不思議だけど。
当時は今のようにすぐ神経科に行くなんていう風習もなかったのかなあ
神経科に行くのは良くないことだったのかもしれませんねえ。
で、まあとにかく安定剤というものとは無縁だったのですが
夫の母が亡くなった頃に、更年期と相まってもう立ち上げれないくらいの不調で、義母を診ていただいていたお医者さんに相談したところ、デパスを処方してくださって
これは心配ない軽い薬だから、安心して飲んでください
と言われたのです。
とても信頼してた先生だったので、素直に飲みました。
それから10数年間、しんどい時に頓服的に飲んできました。
イライラする時、クラクラする時、不安な時、暑くてたまらない、寒くてたまらない、そんな時にデパスは即効性があります。
でも最初に処方された0.5ミリではすぐに眠くなるので
0.25にしてもらいました。
1度東洋医学のお医者さんに行った時も、デパスは飲んだらいいですよ、って処方されました。
デパスの依存性は知識として知ってはいたけど、私のように週に一度くらいなら問題ないと思っていました。
ちょっと前に行った心療内科の先生も、婦人科の先生も
そのくらいの頻度なら全然問題ないですよって言われました。
でもね、一度ネットで見た、医者が飲みたくない一位の薬がデパスって記事、気になっていたんです。
ちょっとしんどい、それくらいの気持ちを自分でどうにかできなくてどうする?って書いてあって、そうだなあって気になってたんですよね。

で、5月の中頃に行ったその病院で、先生から デパスやめたほうがいいですよ、って言われた時に
先生、でも週に一度くらいなら依存性になってないですよねって言ったら
週に一度でも、依存性になるよって言われたんです。
その後、その言葉が頭にあって、ぐるぐる考えていたんですよ。
そしたら気がついたことがあって、
しんどい時に、あの薬を飲めば楽になるんだけどなあって考えてることが、もう十分に依存してるなって。

で、飲むのをやめました。
で、どうなったかというと、
薬を飲みたいけど、もうちょっとって我慢してる時、私はすごくため息をつきます。家族にもツンケンしていました。この苦しさがわかってもらえないって感じ。
で、飲まなくなってため息は付かなくなりました。ご飯も食べられないってことがなくなりました。
でも、まだ薬は捨ててはいません。