パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

幸せとは

来週の月曜日はパニ症交流会の日です
午後1時から、福山市神辺公民館です。

 娘にも後押しをしてもらって、家の片づけをしています
納戸の本を片付けていたら、隣の市、府中の公民館活動として
大正昭和の時代の人々の暮らしを聞き取って文集にした物が、出てきました。
 とても興味深く読みました。
人々の暮らしは大変厳しく、特に女の人の暮らしはさらさらに厳しいものでした
15,6歳で、親の決めた相手と結婚し 何世代もの大家族の中で、労働の担い手として
ただただ働く毎日、家族の中での地位は最下位で、御飯も満足に食べられず、お風呂も
最後になってはいるときには、どろどろのお湯
 そして、妊娠しても、出産しても充分な休みもなくこき使われて
ゆっくりお乳を飲ませる余裕もなく、
 唯一の楽しみは年に数回実家に帰って、ゆっくり眠ること。

 ああ、本当に、昔、と言ってもちょっと前の時代の女の人は大変だったんだなあ。
夫の母にもちょっと聞いてたけど、
 それに比べて、今はなんと幸せなことでしょう。
自由に実家には帰れます、お風呂もたっぷりのきれいなお湯で入れます
出産すれば家族に大事にしてもらえるし、だいたい気に入らない人と結婚はしません

 なのに、なのに、だからと言って、人が幸せになれるわけではないんですよね。
世の中自殺する人も多いし、精神を病んでいる人も多い。
 どういうわけなんでしょうね。
 かくいうわたしも、人から見たら、なんて幸せな人なのでしょう。と思われているかも
  そういえば、今日言われました。
お孫さんが男の子で幸せですね、笑いが止まらないでしょうって
 いやいやそんなー
その方は、家業の後をつぐ男の子がいないことが悩みのようでした。
なので、男の子が生まれた、ということが幸せとなるのですね。
 私は自分の体調が気になることが悩みの種なので、体調が気にならない人は幸せだなあと思います。

みんな自分に足りないところをみれば、自分は不幸ということになり
 あるものを見れば、幸せだなあってことになるのですね。

だから、どんな時代にも幸せも不幸もあるわけなのですよ。
  
 まあでも、女性が虐げられてた時代は嫌だな、まだまだ世界にはそういう国もあるみたいです
女性も男性もお互いに尊重しあえて、幸せを作っていける世の中にしたいですね。