パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

苦痛になりきる

今日も雨です。
雨の日曜日
草がドンドン伸びてきていますよ、どうするん?って朝庭に出て思いました。

さて、パニック障害の人がなにに不安を感じるかは
発症のタイミングによって人それぞれですが
大体は似通っていますね。
乗り物が不安、会食が不安、コンサート会場、映画館などが不安、
逃げられないシチュエーション、気分が悪くなったらどうしようっていう気持ち。

それは全て、予期不安というもので
車酔いをする人には経験があると思いますが、
車に乗る前から酔ってる、状態です。
森田療法を考案された森田博士は、こんな風に言っておられます。


「その苦痛に見入り、心をそのほうに集中して、苦痛になりきればよいのであります。
例えばムカムカして今にも吐きそうになります。
このときは決して心をほかの事に紛らわそうとしないで、一心不乱に吐かないように我慢をすることです。
吐けば楽になるなどと考えて、気を許してはいけません。」

私は自分でも、気分が悪くなりそうな時には、気を紛らわすことはあるし、
そう人にも言ったりしますが、森田先生は、紛らわしてはいけない
苦痛になりきりなさい、と言っておられるんですね。
まだまだ修行が足りませんね。