パニック障害から森田療法へ

30代の頃パニック障害で悩みました。森田療法にであって元気になって、今は森田療法の自助グループやってます

誇りに思う

アップルのCEOティム.クック氏が,ゲイであることを誇りに思っている
とコメントしているのをみました。
ちょっと引用させていただきます

ここではっきり言っておこう。私はゲイであることを誇りに思っている。ゲイであることは、神が私に与えた最高の賜物の一つだと考えている。
ゲイであることで私は、少数派に属するというのがどういうことか、より深く理解できる。他の少数派グループの人々が日々直面しているチャレンジを垣間見ることができる。これは私が他の人に共感する力を高め、より豊かな人生を私にもたらしている。難しいことや居心地が悪いことも時にあったが、自分自身であること、自分の道を進むこと、逆境や偏見に負けないことへの自信ができた。面の皮がサイのように厚くもなった。これはアップルの最高経営責任者(CEO)としては都合がいい。
(中略)
私は自分が活動家だとは思わないが、他の人の犠牲から自分がどれほど助けられてきたかに気付いた。そのため、もしアップルのCEOがゲイだという話を聞くことによって,自分自身を受け入れることに苦労している人が助けられ、孤独を感じている人が慰められるなら、私のプライバシーを犠牲にする価値があると考えた。

私はこれを見た時に、自分のパニックのことを考えました。
私は自分がパニック障害になったことを誇りに思っている!
とは言えませんが
パニック障害になって良かったと思っています。
自分がパニック障害になったのは、環境や自分の素質だと思いますので
素質があったとしても、環境が違えばパニック障害にはならなかったことでしょう。
でも、パニックにならなかった自分、は、きっと嫌な人間だったと思う。
人の気持ちのわからない、痛みのわからないまま年を取り
孤独な友達のいない人間だったかも、
何より、自分を好きになれない人間だったと思う。
でも、私はパニックになり、苦しみましたが、
本当の自分に気づき、自分を許すことができ、
自分を好きになり、そして人も多く悩みを抱えながら笑顔で暮らしていることを知りました。
そして、今多くの友人がいて、交流することができています。
ティムさんが言うように
私はパニック障害になることにより
そして、それを受け入れることにより豊かな人生を発見することができました。

もし、パニック障害になり、それを排除しようと苦しんでいる方がいらっしゃったら
私の言葉を思い出してみて下さいね。